####2011年8月24日制作 2012年1月21日付:暫定初稿 タイトル:バトルロイヤルザミュージックプレイヤー 主題 音楽業界ネタ。全ての音楽には壁が取り払われるべき…という流れで。 年代 西暦2013年4月〜5月。大体、一か月以内で起こる出来事です。 主人公 20代の女性。外見は青髪のロングヘア、3サイズは80、65、86辺り。 ・導入部 携帯ミュージックプレイヤーに入っている音楽をイメージし、姿を変えたロボットをバトルさせるゲームがブームとなる。 関東地方のゲーセンでも大規模な所ではよく見かける。 実際はカスタマイズが魅力のゲームなのだが、超有名アイドルの音楽を読みこませてプレイするプレイヤーばかりでブーム が下火になるきっかけとなる。 主人公がゲーセンから出た際に黒服の男性が現れ、携帯ミュージックプレイヤーを渡す。その携帯ミュージックプレイヤー は、他のプレイヤーが持っている物とは形が異なる事に主人公が違和感を覚える。 家に戻る途中、謎の敵の襲撃を受ける。敵は「黒服の男性から受け取ったアレを渡せ!」と。しかし、主人公は敵の要求を 拒否、その時に携帯ミュージックプレイヤーが輝きだし、鎧を装備した天使の姿に変わる。その後、現れた敵は主人公のロ ボットに撃破される。 ・起(時代設定等) 主人公のホームゲーセンでトーナメントが行われるとの事で、大会にエントリーする事に 主人公が超有名アイドルの商法を否定しているという話を聞いた何人かが、主人公のロボットをトーナメントで破壊しよう と画策する。 ホームゲーセンでのトーナメント当日、黒服の男性が「この大会には出るな」と警告にやってくる。しかし、主人公は警告 を無視して大会に参加する。予選では何度も同じ超有名アイドルの楽曲を読みこませた相手を相次いで当たる。 決勝戦では、超有名アイドルの楽曲を読み込ませたロボットと主人公のロボットが激突と言う流れに。その試合を密かに新 聞記者と一人のプレイヤーが観戦。新聞記者は、隣にいた人物が携帯ミュージックプレイヤーの神と確信するが…? ゲーセン内でのトーナメントで主人公が見事優勝。しかし、その翌日には主人公を上回る実力を持った携帯ミュージックプ レイヤーの神が出現。 ・承(起を受けて、物語が進む) 新聞記者が主人公に真実を聞こうと考えて何度もバトルを試みる。しかし、敗北が続く。 新聞記者の動きが気になり、携帯ミュージックプレイヤーの神が新聞記者に接触。成り行きでバトルとなってしまうが、ま さかの大番狂わせで携帯ミュージックプレイヤーの神が敗北する。 携帯ミュージックプレイヤーの神が意図的に負けたのでは…と新聞記者が理由を聞く。携帯ミュージックプレイヤーの神が 負けた話題はネットを通じて広まり、「神は普通の人間だった」と。 超有名アイドルの楽曲が次々とヒットする影には、携帯ミュージックプレイヤーに細工が施されているという事がネット上 で噂になる。しかし、これに関して芸能事務所側は否定。ファンクラブメンバーなども「別の芸能事務所が仕掛けた罠」と 噂を一蹴する。 ・転(状況が大きく動く) 携帯ミュージックプレイヤーの神が主人公に挑戦状を叩きつける。理由はどうであれ、主人公が一度戦いたかった相手でも ある為、挑戦を受ける。しかし、圧倒的なスキルの前に初戦は敗退する。 その後も、ゲーセンに神が現れた際には対戦を申し込むが、あと一歩の所で負ける試合が続く。そんな状況を見た神は主人 公に「楽曲に対する愛情も時には必要になる」と答える。 新聞記者の動きを察知した敵メンバーが、新聞記者のいる時を狙って奇襲を仕掛ける。しかし、この奇襲は主人公が何度も 敗北を続けていた携帯ミュージックプレイヤーの神によって妨害される。 今まで主人公を襲撃していたのは、超有名アイドルのファンクラブ。主人公が超有名アイドルの商法に関して否定的な意見 をホームページに書いていた事が全ての発端だった。携帯ミュージックプレイヤーの神が内部事情を主人公に話す。 週刊誌報道等で逃げ道を失った超有名アイドルが、主人公にロボットバトルで決着をつけるように提案。最終的には謎の妨 害に屈せず、見事主人公が勝利。新聞記者が、この試合後に見つけたとあるやり取りをしていたメールを偶然発見。 ・結(物語の結末) しかし、バトルはファンクラブメンバー等が彼女を意図的に潰すように細工がされていた事が発覚。それを別の新聞記者に 書かれた事で、このグループは解散する。 超有名アイドルが、結局は自分達の地位を失いたくない為に非合法手段を使っていた事実が報道され、音楽業界その物に対 する風当たりが悪くなる。CDチャートでは、音楽ゲームの楽曲が独占する流れに。 そんな中で、主人公が黒服の男性に携帯ミュージックプレイヤーを返そうとするが、黒服の男性は「音楽業界の再生と破壊 の為に、このプレイヤーを作った」と主人公に渡した物に関して全てを明らかにする。 黒服の男性は「その力を上手く使いこなせる君ならば、音楽業界再生を可能に出来るかも…」と持ち続けてほしい事を話す のだが、主人公は「この力も、いずれ暴走する時が来る。その時に自分が持っていて良いのか…」と打ち明け、最終的には 携帯ミュージックプレイヤーを返してしまう。