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※基本的に西雲隼人シリーズと同様の注意事項が該当します。その中でもフィクションであるという部分は重要です。

このプロットは、あくまでもフィクションという事を大前提でお願いします。皆様のご理解とご協力をお願いします。

なお、このプロットは西雲隼人シリーズ、瀬川アスナシリーズとも異なる世界観になっています。


####11月23日制作

12月6日:プロット初稿

・主題
いつも通りだ、問題ない。

全く世界観の違う作品。ベン・トーが元ネタっぽい。
(瀬川アスナシリーズ、西雲隼人シリーズは一切関係なし)

・年代
西暦2013年1月~

・導入部
少年は、駅前にフィギュアショップがオープンした事に驚きを隠せなかった。秋葉原等にオープンするのであれば
驚きはしないのだが、オープンしたのは谷塚駅前だったからだ。

彼はフィギュアの品ぞろえにも疑問を持った。本来であれば、定価よりも高額で取引されているはずのフィギュア
も定価の1~2割引きで売っていたからである。在庫に関しては、メーカー在庫切れではない限り取り寄せが可能
だと店員は話しているのだが…。

このフィギュアショップには、もう一つ隠された顔が存在していたのである。店員が全員、フィギュアハンターと
呼ばれる集団の一員だったからである。

彼らは「需要と供給」のバランスを崩すような転売屋の存在を許してはおけない…と、フィギュアを専門店や通販
サイトで特価品ばかりを狙って購入する集団なのである。

何故、このような集団が出来たのか、フィギュアの転売屋以外にも別の理由があった。


・起(時代設定等)
時はさかのぼり約半年前の2012年7月、ある一つの事件が発生したのである。それは、超有名アイドルのシン
グルCDがミリオン達成発表のされる数時間前に10万枚と言う枚数のCDが1人のユーザーID名義で大量に転
売されていたという事実だった。

これを見つけた人物は、フィギュア関連の価格調査を独自でやっている最中に見つけたのだが…この事実は芸能事
務所やレコード会社等によって黙殺され、このアイドルのミリオン達成は取り消しになる事はなかった。

ひょっとすると、これは別のカテゴリーでも同様の転売屋が存在するのでは…と大手オークションサイトを調べた
結果、定価の2倍や3倍は当たり前、中には当時の価格の10倍と言う信じられないような価格のフィギュアが売
られていた事実を知る。

メーカー生産が終了している物や10年物や20年物と言った古い玩具だったら需要と言う物もあるし、過去の鑑
定ブーム等も考慮して許容できる範囲である。しかし、そこで売られていたのはほんの1週間前に発売された物ば
かりで、自分のお店でも普通に販売している物ばかりだったのである。

彼は、こうした転売屋と言われる存在を許すわけにはいかない…とネット上でフィギュアハンターという組織を作
る事を決意。

『正常な流通を確保するという意味でも転売屋の横行を許すわけにはいかない』

合言葉は『今こそ、正しい流通を見直すべき!』としてメンバーを募集するが、思ったよりも人が全く来ないと言
う展開に店長は夢物語だったのか…と計画自体を白紙に戻そうとしていた。

そんな時、一人の青年が「ネットの書き込みを見ました」とたずねて来たのである。彼の名は水城獅狼…と自分で
名乗った。本名は…と店長は聞いたが獅狼は回答を拒否、そこで店長はあえて名前を聞かずに彼を歓迎する事にし
た。

獅狼の情報収集能力は、店長のそれを更に上回り、吊り上げと思われる転売屋をはじき出すのに要する時間は大幅
な短縮をする事が出来た。しかし、それを本当に転売屋と見るのか、普通のオークション出品者と見るか…その辺
りはオークションの運営会社に委ねることにした。

しかし、結果は驚くべき物だった。獅狼が見つけたデータが正確な物であったにもかかわらず、オークションの運
営会社は街頭ユーザーは転売屋ではない…と門前払いをしたのである。

ネット上では、どう考えても転売屋なのに運営会社はそれを排除しようとしない。これには、出品料等の利益によ
る収入が減る事を運営会社が懸念しているのでは…と。
(偽ブランド品等は厳しく取り締まるのに、転売屋は放置…という具合に)

オークションの運営会社を相手取る事が出来ないのであれば、営業妨害等に当たらない範囲でフィギュアを購入し
て転売屋から守れば良いのでは…という結論に達した。こうして、獅狼たちが取るべき行動は決まった。

「転売屋からフィギュアを守る為にも、自分達が購入して転売を阻止する」と。

こうして、オークション運営会社に不満を持つユーザーや高額転売を持ちかける個人ユーザーを一掃する為の長い
多々買いは幕を開けたのである。

最終目標は、「不正転売等を防止する法律が成立するまで」となった。


・承(起を受けて、物語が進む)
店で商品を見ていた少年が店長からフィギュアハンターの話を教えて欲しいと言われた為、店長は概要をある程度
だが説明する(起の部分に該当)。

そして、少年は不正転売がなくならないのならばオークションサイトを開くのを全面禁止すればいいと店長に話す
のだが…店長は「全てのオークションが悪い…と言う訳ではないのですが」と少年にオークションサイトの全面禁
止はやり過ぎなのでは…と答える。

水城獅狼は、一定のルールを守るユーザーが多ければオークションサイトを全面禁止にする必要はない…と答える。
しかし、今の状態では少年のような発言をする人間が増えるのも理解できる…と。

そこで、水城獅狼はフィギュアハンターに入ってオークションの現状を勉強するべきだ…と少年にフィギュアハン
ターへの加入を勧め、少年はフィギュアハンターの仲間入りを果たす。

最初に彼らが狙いを付けたのは、準大手のフィギュア問屋が運営している通販サイトだった。ここでは、年に数回
程、在庫整理の為に色々な商品を半額~最大9割引きで販売する。

当然のことだが、これを把握しているのはフィギュアハンターだけではなく、転売屋組織も目を付けている。フィ
ギュアハンター目的は気になった商品を1つ、無事に購入する事…それだけである。

龍神蒼は、店長から聞いたフィギュアハンターのルールを守り、ある作品のフィギュアを購入しようとしたのだが
タッチの差で売り切れになってしまう。

数日後、このフィギュアが定価の2倍でオークションに出品されたという情報を手に入れ、龍神蒼はサイトをチェ
ックすると、そこには無数のフィギュアが定価の2倍から10倍以上で転売されている場面を目撃した。

オークションサイトの方には既に通報したが、サイトの方も手数料収入等の関係で動くような気配はない。

その翌日、該当のIDがオークションサイトの方で停止中になっているという不思議な事が起こっていた。自分達が
通報した時には動くような気配はなかったと言うのに…。

実は、これには裏があった。出品者が超有名アイドルを敵視しているとネット上で話題になっており、この話を聞
いた他の転売屋勢力が彼のIDを通報していた…という仕組みだったのである。

想定外の事態はあったが、これで不正な転売屋は1人減ったのである。しかし、1人減らしたとしても転売屋が増
える勢いは減らない。フィギュアハンターとしては、今回の一件を教訓として転売屋が考えを改めて不正な転売か
らは手を引いてほしい…と言う事なのである。

そんな状況を見て、フィギュアハンターも転売屋も同じ勢力と思っていた人物がいた。彼女の名は、美崎マリア…。


・転(状況が大きく動く)
ショッピングサイト大手やオークションサイトで不正転売に関してのパトロールが行われ、不正転売は減ったと思
われていた矢先、フィギュアが高額で売買されているという情報を水城獅狼が入手する。

舞台は、ショッピングサイトの個人出店である。個人出店に関しては、定価の2倍や3倍でも相当な物ではない限
りは足が付かない。時期的に偽ブランド品の一斉摘発等と重なっている事もあってか、フィギュア等には人員を回
せないと判断したのだろう。

そんな中、店長の店にお客が現れた。彼女の名は、南雲静音。オークションサイトの現状等を取材し、過去には本
も出版した事のある彼女はフィギュアハンターについて興味を示していた。

南雲の話を聞いた店長は、彼女を加える事で個人出店での不正転売の現状を知る事が出来る…と判断して南雲を加
えることにした。

南雲を加えた翌日、店長の店に美崎が現れた。彼女は、ネット上でフィギュアハンターも転売屋も同じ勢力と思っ
ており、更には両方とも共倒れをするべきだ…と店長に言う。その方が正しい流通を確保出来る…と。

しかし、店長は「正しい流通を確保する為にも、不正転売だけではなく、ヒットチャートの水増し等に代表される
不正流通の温床となる存在を全て排除し、新たな流通を作り直す事」と答える。新たな流通を確保しても、鶴の一
声等で元の流通に戻される事があるだろう。その為にも、法整備を厳重にした新たな流通を作ることが最重要であ
る…と。

店長の主張に負けた、美崎はフィギュアハンターになる事を決意する。

美崎を加え、1週間が経過したある日…遂に決戦の日が訪れた。狙うのは、個人出店の格安フィギュアのみ…。

その一方で超有名アイドルのCDが発売日を来週に控え、予約合戦が行われていた。

フィギュアハンターは次々とフィギュアを入手していき、転売屋はハンターに狙われないように次々とフィギュア
を購入する。この状況を見た一般購入者は、全く商品が買えずに別ジャンルの商品を買おうとするのだが…?

「高級ブランド以外の激安商品がない!」

つぶやきサイトで流れた、このつぶやきが状況を一変させた。何と、個人出店で在庫が残っているはずの激安商品
が在庫切れと言う展開になっていたのである。
(実は、フィギュアハンターに商品を買われないように一部の出品者が在庫を変更したのが原因)

この状況を警察に通報した事で、事態は一変、ショッピングサイトは一時閉鎖と言う事になった。

その翌日、ショッピングサイトで不正に在庫を変更した出店者に対してIDがはく奪され、その裏で偽のブランド品
を売ろうとしていた業者は警察に逮捕された。

その警察に逮捕された人物の中には、今回のターゲットとしていたフィギュア転売屋の姿もあった。彼は、転売で
得た利益を超有名アイドルのCDに使い、CDチャートの水増しも行っていたと警察に自供、事態は急展開を迎えた。


・結(物語の結末)
政府は今回の事件や今までの不正転売事件、その資金が反社会的勢力に流れている事を考慮して遂に重い腰を上げ
たのである。これによって、「不正転売等防止法」が国会で議論される事になり、賛成多数で可決したのである。

その後も不正転売は相次ぎ、遂には生活必需品を高額で転売するような悪質な物まで出てくるようになる。政府は
正常な流通を確保する為にも、オークションに参加する全ての出品者と入札者に1年更新を必須とする免許制度を
導入、更には政府主導でオークションを学ぶ為のスクールを作る事も決定し、来年度の実現に向けて動き出した。

一連のオークション関係の法律に関して疑問視をする動きや反対する動きも各地で見られたのだが、偽ブランドが
反社会的勢力の資金源になる事、国内の美術品が海外へ流出する事を防ぐ事、国内の製品を大量に買い占めて海外
へ高い値段で不正転売する等の動きをけん制する狙いもあった。
(本来の意味での輸出と海外へ商品を転売して流すのでは、税金的な事情もある為と思われる)

政府は、最終的に免許更新を業種によって1か月、半年、1年と更新時期を分ける事や反社会的勢力とのつながり
があった場合は免許をはく奪し、再取得の為に再教習を受ける等の細かいルールを設ける事で反対派の動きを何と
かしようとしていた。

丁度、反社会的勢力を排除しようと言う動きが各地で起こっていた為、理解を得るのが速いと判断されたのだろう。

そして、フィギュアハンターも解散…と思われていたのだが、法律が成立したとしても実行されるまでには時間が
かかる為に転売屋からフィギュアを守る為にも、彼らの活動はしばらく続くのであった。



>用語説明
・フィギュアハンター
フィギュア専門店及び通販サイトでフィギュアを購入するユーザー、その中でも特価品を狙って購入するユーザー
の総称。彼らは暗黙のルールに則ってフィギュアを購入し、ある者は詳細なレビューを書き、またある者はショッ
プごとに長所と短所をレポートする…という一風変わった集団でもある。

オークションサイトでの転売屋等を根絶する為にもあらゆる情報を仕入れ、オークションサイト等にも独占禁止法
やその他の法律を順守するように指導を徹底するように訴えているのだが…。

ある日、フィギュアの価格調査をしていた1人のユーザー(店長)が、超有名アイドル関連CD10万枚を転売して
いると思われる有名オークションサイトを見つけた事から全てが始まった。

フィギュアハンターには一定のルールが存在する。

1、何種類購入しても問題はないが、同じ種類は1個まで。
(保存用、布教用等のように購入するのは禁止)

2、購入は自分の財布に無理をかけない値段まで。
(無理に購入して、生活費を削るようではフィギュアハンターとしては未熟)

3、無事に商品を受け取り、状態を確かめるまでが購入の手順。
(受け取った商品が違う物の場合は、サイトに問い合わせる等の手順も踏む)

そのルールに沿ったフィギュア購入を…と言う事だったが、一般客にフィギュアハンターである事をアピールする
のも禁止している。既に、同様の行為をした事でフィギュアハンターの質を問われた事があった為である。
(フィギュアハンターを追放された物は、裏で転売屋組織に手を貸している者もいるらしいが…)

他にも、宅配便のトラックを襲撃してはいけない、商品の発送が遅れるからと言って無理を言ってはいけない等の
細かいルールも設定されている。トラック襲撃は過去に例がないのだが、商品の発送に関してはクレームを出して
発送を速めてもらうケースが存在した為、ルールに追加した物と思われる。


・転売屋組織
転に出てくる転売屋が持っているとされている転売組織。全ての商品の在庫状況を把握しているとされており、こ
れを悪用して高い値段で商品を売ると言う商売を繰り返してきた。

組織の一部は本編後半で検挙されるのだが、その全貌は未だに掴めていない。その把握は、水城獅狼が警察に情報
を提供しても5割ほどしか掴めなかった位である。

不正転売で得た資金がどのようなルートをたどったのかは不明だが、一部は反社会的勢力に…という噂が週刊誌等
に掲載された事が原因で、転売屋は反社会的勢力とつながっているというイメージが付いた。



>登場人物
※転売屋はそれぞれのエピソードのみの登場で、後半には未登場。

##フィギュアハンター

・龍神蒼(たつがみ・そう):男 20歳
「僕は…オークションを利用する気にはなれない。通販サイトで十分と思っている」

過去にオークションでフィギュアを入手しようとしていたが、あまりの高額で購入出来ずに断念、その後に通販サ
イトで安売りされていた物を入手し、オークションサイトは不要だと思い始めた。

遂には全てのオークションサイトを即刻廃止すべきという発言が飛び出す程にオークションの存在を絶対悪と思う
ようになった。その後に店長と出会ってフィギュアハンターとなり、絶対悪と言う認識は若干改める事になる。


・水城獅狼(みずしろ・しろう):男 24歳
「不正転売は、悪の連鎖を生み出す物。これは、必ず排除しなくては…」

最初は専門店へ足を運んで商品を購入する事がメインだったが、遠方へ行っても収穫がないのであれば通販サイト
で…という通販サイトの達人でもある。

ふとしたことでフィギュアの高額転売に関する店長の記事を見つけ、店長のお店が近場にオープンすると言う事で
足を運び、そこでバイト兼フィギュアハンターとして活躍する事になる。


・店長(神崎茜(かんざき・あかね)):? 28歳
「全てのオークションが悪い…と言う訳ではないのですが」

フィギュアハンターを設立した張本人で流通業界の正常化を願う人物でもある。普段は谷塚駅の近くにできたフィ
ギュア専門店の店長をしており、お客とコミュニケーションをとったりして最新情報を手に入れている。

実は女性と判明するのは転の終盤。


・南雲静音(なぐも・しずね):女 24歳
「CDチャートのような概念がないと、こうも無法地帯になる物でしょうか」

最初は普通にオークション業界の現状を研究していたのだが、フィギュアハンターと言う興味深い存在を発見した
事で店長のフィギュアショップへ足を運び、遂にはフィギュアハンターの仲間入りを果たした。

仲間になるのは、転の途中。


・美崎マリア:女 25歳
「フィギュアハンターか…」

フィギュアハンターも転売屋もやっている事は同じなのでは…とフィギュアハンターの存在を否定している。彼女
も特価品フィギュアを購入するのだが、ハンターとはやっている事は違うと言いつつも龍神に「結局は同じ」と言
われる。

その後、考えを改めてフィギュアハンター入りをする。


##転売屋
※特に名称はありません。
・起に出てくる転売屋:男
「これが愛の力だ!」
彼はフィギュアの転売屋ではないが、フィギュアハンターを結成させるきっかけを作った本人。愛の力で超有名
アイドルのCDを10万枚購入、発売前日にしてミリオン達成させた功績者としてネットでも英雄とされている
人物。彼以外にも合計90万枚位は特典目当てやミリオンを達成させる為に複数枚購入された物と思われている
のだが…。

後に、フィギュアハンターが生まれた元凶としてフィギュアの転売屋から批判を浴びる事になり、フェードアウ
トする。

転売屋周囲からはクロコダイルと言われていた。


・承に出てくる転売屋:男
主に大人気のアニメ作品を中心に転売を繰り返している人物。転売屋周囲からはヤタガラスと言われている。

彼は超有名アイドル等が嫌いの為、そこから別の転売屋勢力に通報され、御用となる。


・転に出てくる転売屋:男
「フィギュアにはCDチャートのような目安と言う物はない」
主にゲーム作品を中心に転売を繰り返す。大手オークションサイトでは足が付きやすくなった為、ショッピング
サイトでの個人出店等を利用して高額転売をしている。利益は全て超有名アイドルのCD等に当てられているよ
うだ。

この他にも彼は多数の転売屋とのパイプを持っており、それらのパイプを利用して莫大な利益を得ようとしてい
た。

後に脱税容疑で逮捕される。