瀬川アスナシリーズ用語辞典

このコーナーでは瀬川アスナシリーズに登場する共通メンバー以外のキャラ等を解説するコーナーです。

随時追加予定の方向になります。なお、用語解説は時系列順で並べています。

例外として、共通になる物は一番上になります。

<履歴>
-2012年1月13日付-
新規作成。

-2012年2月8日付-

用語を2種類追加。(『今、音楽業界が危ない』と『ワックワック動画技術部』)


-共通-

・『今、音楽業界が危ない』(いま、おんがくぎょうかいがあぶない)

本のタイトルを見る限りでは超有名アイドルとは無縁に見えるのだが、その内容は超有名アイドル商法が長く続かない事

を予言させる本となっている。サブタイトルが違う本が数冊出ており、ラクシュミ商法の改善点を中心にした物、他の超有

名アイドルの商法は間違っておりラクシュミが正しいと訴える物、色々と存在する。


ネット上では本の内容はネットよりであって不公平、超有名アイドルを芸能界における黒歴史と認定したいだけ等…良い

評判はない。しかし、この本が語っている事が全て事実だとすると超有名アイドルを全て無にする程の内容と言われてい

る同名タイトルの本が1冊が存在する。その1冊に関してだけは評判が高く、フィクションとしても楽しめるとネット上では

評判がよい。その本の著者は西雲隼人となっているが、西雲隼人シリーズの本人とは別人。

(西雲隼人がペンネームなのか本名なのかも不明。ネット上ではペンネーム説が有力だが…?)


瀬川アスナシリーズが始まった時に売られている本の著者は、残念ながら西雲隼人ではなく○○編集部責任編集(○に

は出版社名が入る)扱いになっている。

(政府の介入との関連性は不明)


サウンドランナーで書かれている超有名アイドルのファンクラブが武装化している、ファンクラブによる他カテゴリー等の

イメージダウン工作等は、この本に書かれている記述のひとつになっている。

(つまり、この本自体が予言書と言われているのはこの為)


ヒーローアイドルでは、ホーリーフォースの一部メンバーも実物に触れるのだが、その内容がサウンドランナーで書かれ

ている物と同じかどうかは不明。


ヒーロースピリットでは、この本を手にする人物が登場していない為に詳細は不明。プラスエディションでは…?


・音楽管理システム(おんがくかんり~)

楽曲のライセンス登録業務をスムーズに進める為に、業務の一部を機械に任せる事にした新しい楽曲管理の形と言う事でスタートした システム。

しかし、一部の大手芸能事務所が動画サイトの売れそうな楽曲を自分達のアイドル名義で楽曲を登録する等の問題が表面化しつつあ る。

後のサウンドランナー事件で、このシステムの欠陥が表面化、更なる規制とシステムの変更で乗り切り、アイドルヒーローでの一連の 事件につな

がるとは…あの地点で予想出来た人物はいたのだろうか?


なお、楽曲管理システムも誤植ではない。超有名アイドルによる人心掌握や地球制服のような飛躍した誤報等が流れないように、意図 的に音楽

管理システムと言わずに楽曲管理システムと言っているケースも存在する為である。


・超人ブレードシリーズ(ちょうじん~)

ライトニングマンから数年後に放送が開始した特撮シリーズで、ライトニングマンは1人で戦うのに対して超人ブレードはチームで戦 う事が多い。

瀬川アスナシリーズ版「スーパー戦隊」と言った所か。

2作目には月間超人ブレードと言う雑誌が登場し、ゲスト扱いのシリーズもあれば、本編に大きく関わってくるシリーズも存在したと 言う。それ以外

にも最終回はヒーロー達の後日談になっているのもライトニングマンシリーズとは違うファン層が付いた理由の一つになるかもしれな い。


ヒーロースピリットには、今までの超人ブレードシリーズの力を集めているという決闘超人デュエルブレードが登場していた。


・超有名アイドル(ちょうゆうめい~)

ラクシュミや水色チューリップ等がこのカテゴリーに含まれる。詳細は「お察し下さい」と言う方向で。

(西雲隼人シリーズのグループ50、ガールズオブグレートもこのカテゴリー。向こうでは、超有名アイドルという風にまとめられて いないが)

音楽番組に多く露出したり、CDの販売方法に若干の問題点等を多く抱えている為、敵視している芸能事務所やネットユーザーが多い。

政府が税収目的で超有名アイドルをメインに売りだそう的な動きをしたのが全ての始まりかもしれない。


・電攻仮面ライトニングマン(でんこうかめん~)

《本郷カズヤがベルトを装着し、大空へジャンプした時、彼は電攻仮面ライトニングマンへと変身するのである!》

青色のマフラーに黄色の雷マーク、ライダースーツに装甲を若干追加しただけのようなスーツ、V字のバイザーが特徴の頭部デザイン…40年ほど

前に放送されていた伝説の特撮番組である。当時は同じ時間帯のドラマよりも視聴率が高く、憧れるヒーローに現実のスポーツ選手等 よりもライト

ニングマンをあげる子供たちが多かったほどである。


埼玉県で謎の怪人が出現すると言う事件があった。人類の最新兵器では対抗できない中で宇宙から1人の宇宙人であるライトニングマ ンが地球

に現れた。彼の圧倒的な力により怪人軍団は見事に撃破し、その後も現れる怪人や組織を次々と撃破していく。

最後には、ブラックホールから現れた異星人によってライトニングマンは倒されてしまう。しかし、シューティングスターという名のヒーローが異星人

を撃破し、埼玉は平和を取り戻した。パワーを回復させる為に眠りに付いたライトニングマンは、シューティングスターにライトニン グマンの称号を

与えたのである。


まさかの主役交代劇と言う、後にも色々な憶測を呼ぶ事になったライトニングマンの最終回、ホーリーフォースが現実に現れたヒーローとなっても

ライトニングマンの人気が衰える事はない。


ライトニングマンを演じた本郷カズヤは当時は無名の俳優だったが、ライトニングマンが当たり役となって本郷カズヤに芸名を変える 事になった。

サウンドランナーでは未登場だが、アイドルヒーローのプラスエディションからカズヤが登場している。

ホーリーフォースの方では影響力は小さかったが、ヒーロー&ヒロインフェスティバルでは多大な影響を及ぼす。


・反ラクシュミ商法組織(はん・~・しょうほうそしき)

ラクシュミ及び他の超有名アイドルグループの商法に関して不適切と思われる部分を廃止するように提言する組織で、土台はサウンド ランナー事

件以前から作られていたらしい。この組織が表舞台に出るのはホーリーフォース事件からであり、そこではドラゴンの覆面が中心と なって音楽業界

を変えようと動くのだが、ある人物から託された情報は予想外の展開を生む事になった。

国会議員が中心の組織なのだが、議員以外にもワックワック動画のプロデューサーや瀬川アスナ、ミカドも組織の一員と言われてい る。所属メン

バーは全て覆面を着用している。正体バレを防ぐ目的があったのかもしれないが…?

(実際、組織にもぐりこんだスパイも何人か確認しており、それが影響して予想外の事態を生む事になろうとは…)


ラクシュミ商法で国家予算の半分近くを確保、赤字国債の償却に貢献している現状では、政府にとって反ラクシュミ商法組織の存在は邪魔者以外

の何物でもなかったのかもしれない。

瀬川アスナは、この組織にも色々な支援を行っている。後にドラゴンの覆面が離脱後は、新リーダーが引き続き超有名アイドルの商法を警戒する

事になる。


・ヒーロー&ヒロイン祭り(~まつり)

草加市がライトニングマンのロケ地で使われた事がきっかけで始まった祭り。ライトニングマン生誕20周年以降で毎年開催されてい る。ホーリー

フォースが盛り上がりを見せた2010年からはアトラクションやヒーローショー要素も取り入れた物に変更しようと実行委員会が検 討している最中

だった。実際に取り入れるのは、少し先なのだが…?

基本的に参加者は特撮作品のコスプレでなければいけない。しかし、ホーリーフォースが人気になったり、他の作品でも色々な流れがあって特撮

オンリーと言う縛りが外される事になる。

なお、ヒーロースピリットでは、ヒーロー&ヒロインフェスティバルにタイトル変更がされた。


・水色チューリップ(みずいろ~)

グループ50解散後に、ノアが所属したというアイドルグループ。楽曲はそこそこヒットしていたが、とある事件をきっかけにミリオ ンヒットを連発…ま

ではいかない物の大ヒットが多くなる。その裏では、音楽管理システムへ頻繁にアクセスするメンバーがいたらしいが…。

サウンドランナー事件の後は、グループは解散する。そして、水色チューリップの存在は黒歴史となる。

(実際、ホーリーフォースでは某アイドルグループとしか語られていない)


・ラクシュミ

結成当初は中堅のポジションだったのだが、アイドルランナー事件以降に脚光を浴びて超有名アイドルの一角になった。

その一方で瀬川アスナが離脱して以降、政府公認アイドルになる、ファンクラブの会員は1000万人規模…という利益至上主義を象 徴するような

動きが色々とあったようだ。


グループのその後は、アイドルヒーローのネタバレになる為に言及を避けるが、ヒーロースピリットでも一部メンバーが復讐の為に動 いていた形跡

がある。

主なメンバーには、アスナ(途中離脱)、ほむら、ダークエンジェル等がいる。候補生も入れると100人以上と言われているが、詳 細は不明。


・ワックワック動画(~どうが)

埼玉県草加市の草加駅近くにビルを構える動画サイト大手。主に、同人楽曲や作ってみた系列の動画が人気な一方で…?

簡単に説明すると「草加駅近くにできたニコニコ動画の支店」と言った方が分かりやすいような気配がします。


・ワックワック動画技術部(~どうがぎじゅつぶ)

やっている事はニコニコ動画技術部と似ている。しかし、「魔法と科学の区別が付かない」位の超絶技術も披露してしまうのがニコニ コの

方と違うのかもしれない。強化型装甲に関しては技術部の製作した物ではないが、似た物ならば製作した人物がいるらしい。

(その人物はサウンドランナー・プラスで登場するかは不明)



-イメージオブサウンドランナー-

・メモリーランナー
西暦2009年、音楽業界が冬の時代を迎えた世界で、メッセンジャーと呼ばれる生身の宅配業者に楽曲を保存したメモリースティックを
託し、それを動画サイトのビルへ直接届けるアクションゲーム。

音楽業界が抱える問題やテレビやメディアの変貌などがリアルに描かれた作品で、発売当時は話題にもなった。

飛翔が「ハイパーグローブとブーツを作ってみた」の動画をアップした辺りから再評価され、遂には実際にサウンドランナーとして実際に
展開するまでに至る。

メモリーランナーを妨害する敵はゲーム中には登場し、サウンドランナーでは登場させない方向で調整されていたのだが…。

サウンドランナー本編では、途中からメモリーを奪うという目的を持った偽のサウンドランナーが登場する。

・多機能型太陽発電機(たきのうがたたいようはつでんき)
愛想のない機械音声の男性声で『いらっしゃいませ』と喋る。外見がジュースの自動販売機。バッテリーゲージの充電をしてくれるが、こ
れはメモリーランナー限定で無料となっている。なお、予備バッテリーも預けておけば充電してくれるが、こちらは有料。
(一般市民の場合は通常充電に関しても有料。しかも、専用バッテリーも別売り)

それ以外にも、敵を撃破したり、ステージをクリアした際にもらえるポイントを消費して、所持アイテムのレベルアップや予備バッテリー購
入等も出来る。

ビルの屋上に置かれているケースもあるが、ビルの下や商店街に置かれている物も存在。発電機の色で売っている物がいくつか異なる
物も存在する。

この発電機は屋外専用の為、屋内には存在しない。屋内にはバッテリーを販売する自動販売機はあるが、充電は出来ない。

本来であれば、この装置はメモリーランナーに登場する架空の装置であったのだが…?

・着ぐるみの審査員(き~しんさいん)
その正体がリボルバーであると言及されたのは、ホーリーフォース事件の時である。それまでは噂でしかなかった。


-イメージオブアイドルヒーロー-(プラスエディションも含む)

・ホーリーフォース
強化型装甲を装備したアイドルによるステージやライブ、イベントを行うという組織の名称。所属するメンバーは芸能人というカテゴリーに
当てはまるのだが、ラクシュミに代表される超有名アイドルと比べると人気の差はあるのかもしれない。

ホーリーフォースに求められているのは、歌唱力や表現力等も重要だが、中でもイメージ力が重視される傾向にあるらしい。

きっかけは、リボルバーがヒーローショーのCMを見て閃いた事による。まさか、これが政府だけではなく日本に大きな影響を与える事に
なろうとは…。

公式ホームページには一般会員とプレミアム会員の2種類があり、プレミアムの場合は高画質で動画を見る事が出来る、ホーリーフォー
スのステージ案内が優先的に届く等の特権がある。会員価格は1カ月315円(5%の消費税込)で、3か月一括の場合は840円の割引に
なる仕様になっている。支払方法は電子マネーかコンビニ支払、クレジットカード等が使える。

ステージに関しては、入場料は取らずに基本的に無料となっている。これは、政府が支援金を出している為である。チケットの転売等を防
ぐ観点でもチケット制は有効ではないとリボルバーが発言し、無料開放と言う事になっている。

例外として、ドームやスタジアムを借りるような特別ステージは当日券を発行しているのだが、入場料は1000円以内のケースが多い。

ステージ開演と同時に、特殊な電波遮断装置で携帯電話やスマートフォン等の電波が圏外になる。これは、盗撮防止というのが最大の理
由なのだが、それとは別にステージの勝敗を賭けの材料にしている裏カジノを取り締まる為にも利用されている。


・強化型装甲(きょうかがたそうこう)

「海外ではラクシュミの知名度は皆無に等しい」と言う事から、議員秘書(当時は一般議員)がリボルバーに提供した合金のデータをベー
スにしている。

鋼鉄よりも堅く、アルミニウムよりも軽い事から新型の高速鉄道に採用予定だった。しかし、強いイメージをする事で列車の形状が変わっ
てしまうと言う欠陥が発見されて使用を見送られる。合金の使用用途に困っていた所でリボルバーが新アイドル計画を考えているという話
を入手して、今回の情報を提供した。

その後、数度の試作型を作成していき、現在の強化型装甲が完成した。

イメージ力等の関係上で女性が運用する事になる。しかし、男性でも運用が出来るのは研究結果で証明はされているが、100%の能力
を発揮できる技術が確立されていない等の理由で見送られている。
(この辺りはリボルバーが設定したプロテクトによる物らしいが、真相は時が来るまで伏せられた)

本郷カズヤがどのような経緯で強化型装甲を装着し、電攻仮面ライトニングマンになったかと言うのは残念ながらブラックボックスと言う事
で詳細は明らかにされていない。
(後に、このデータを手に入れたダークエンジェルが…と言うのはヒーロースピリットでの話)

ちなみに登録されている12体以外では、予備機体が数体、試作型が5体確認されている。
(ヒーロースピリットに出てくる物は、試作型とは別ルートで手に入れた別物と思われる)

・イメージ力(~りょく)
発想力の高さを数値化した物。イメージ力が80を超えると強化型装甲の形状が変化すると言う実験結果がリボルバーによって明らかにさ
れている。一般人では20辺りが限界、同人漫画家で40、有名漫画家で50と言われている。80を超えると言うのは相当の人間…とリボル
バーは考えているようだ。

女性が高い数値を記録しているという研究結果を受けて、ホーリーフォースの運用は女性オンリーと言う事になったはずなのだが…?

アスナが130、フリーズと七那が140。参考数値としては、半蔵が75(男性で最大数値)だった。

本郷カズヤは測定していないが、200オーバーと言われている。「存在自体がチート」と七那が言うのも納得の気配がする。

ホーリーフォースの武器等は、このイメージ力が強ければ強い程威力が上昇する。使用している弾などは全て模擬弾に相当する物で、殺
傷能力は一切ない。これらの弾にイメージ力が付加される事で強化型装甲にダメージを与えるという仕組みである。
(剣系の武器も同様)

・テストトライアル
最初にホーリーフォースとして採用されたのはアスナのみで、他は候補生扱いでテストトライアルを重ねる事で適正があるかどうかをチェッ
クしていた。

トライアル後に採用されたのはフリーズ、その次はアリサ、ナンバー11、ナンバー12、ショット、ロックの順。
(ショット、ナンバー11、ナンバー12は候補生から採用、アリサは準試験、ロックは特別枠)

その後はリボルバーが密かにダークネスレインボーとして参戦、2010年1月には空いていた枠を埋める形でラクシュミメンバーが入り、現
状の12人体制になる。


・ワーカーボット
中型サイズの2足歩行型ロボット。次期自衛隊配備等が予定されており、トライアルが行われていた。密かに政府にデータ収集を目的として
50体位が回されているらしく、その内の数体が新宿に出現した。

技術的には強化型装甲とは別物。これの技術を応用した無人機体も製作が予定されていたが、こちらは運用途中に色々なトラブルや欠陥
を抱えて、中止になっている。

ヒーロースピリットに登場するブレイズハートは、この技術を応用したのでは…と言われているが詳細不明。


・バリアシステム
ホーリーフォース等の攻撃から建造物を守る目的で製作された物。本来は別の目的で作成された物だが、技術を入手した政府とは別の組
織が完成させた。

後に、ヒーロー&ヒロインフェスティバルでも同様のシステムが利用されるのだが…。

・エンディミオン
ラクシュミ商法ではなく、正攻法でアイドルを育成している芸能事務所。ナンバー11が所属している事で有名だが、それ以外のアイドルが目
立っていない気配もある。

ヒーロー&ヒロインフェスティバル開催中は、別の仕事をしていた為に人員を回せなかったようだ。

・ミュージックブレード
何かの文献を参考にして作ったとリボルバーが言及しているのだが、ハッタリ説がある。
(西雲隼人シリーズと瀬川アスナシリーズでは、別世界扱いの為)